情報漏洩対策や知財管理のニーズ高まりで2ケタ成長続く

2010/05/31

アイ・ティ・アール(ITR)は4月15日、IRM市場の調査結果を市場調査レポート「ITR Market View:コンテンツ管理市場2010」にまとめました。レポートによれば、国内のInformation Rights Management(IRM)市場は、2009年度の出荷金額が11億円、前年比35.8%増と大幅な伸びを示したそうです。規模自体はまだ小さいものの、情報漏洩対策や知財管理としてのIRMへのニーズは徐々に高まっており、2010年度も2ケタ増を見込んでいるといいます。IRM製品が注目されている背景には、より高度な情報漏洩対策が求められていることがあり、製造業では、設計データなどの知的財産を海外の取引先と安全にやり取りする必要に迫られているといいます。重要データが社外に配布されることを前提に、利用を制限できるIRM製品は、今後のコンテンツ管理市場全体を牽引するポテンシャルを秘めているとアイ・ティ・アールはではレポートしています。

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日本のSaaS市場は年平均11.7%で成長

2010/05/26

ガートナー ジャパン株式会社のリサーチ部門は、2010年5月、国内の「サービスとしてのソフトウェア (SaaS)」市場規模予測をまとめました。
これによると、同市場は2010年から2013年にかけて年平均11.7%で成長し、2013年には427億円に達する見通し事です。
2008年から2009年にかけて、企業のIT予算が縮小される中、少ない初期コストで導入できるSaaSへの関心が高まり、利用率は2009年に31.2%まで上昇したと見ています。
今後は、アプリケーションの導入期間の短縮のほか、商圏やビジネスモデルの変化に伴うシステムの拡張性と柔軟性へのニーズなどがSaaSの導入を後押しするとガートナーでは予測しています。

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ITマネジャーのクラウド・セキュリティへの信頼感が上昇

2010/05/25

英国のITコンファレンス運営会社である360°ITは5月20日、欧州企業の過半数が、クラウド・コンピューティングによってセキュリティが向上すると考えているとの調査結果を発表しました。今年2月に発表された米国Symantecの調査では、クラウド・コンピューティングによってセキュリティが向上すると考えるITマネジャーは全体の3分の1にとどまり、クラウドによってシステムの危険が高まると考えるITマネジャーが同じく3分の1だったそうです。360°ITの調査結果は、ITマネジャーの認識が変化しつつある表れかもしれないとの事です。従来、セキュリティは、クラウド導入の「最大の障害」とされることが多かったようで、Storage Networking Industry Association Europe(SNIA Europe)の会長ボブ・プラムリッジ氏が、セキュリティがユーザー企業の大きな不安材料であることを説明したそうです。また、米国国家安全保障局のテクニカル・ディレクターを務めたブライアン・スノウ氏は3月に、クラウド・サービスを信頼していないとも述べていたそうです。だが、360°ITの調査では、クラウド・コンピューティングによってセキュリティが低下すると回答したITマネジャーは、全体の25%にとどまったそうです。英国CloudOriginのCEOを務めるクラウド・コンピューティングの専門家リチャード・ホール氏は、「企業がITシステムをクラウドに移行する動きが進んでいるが、セキュリティの低下にはつながらない」と指摘しています。

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